085「アジアにおけるグローバル化とジェンダーの現在―マクロ経済と社会構築」

あるメーリング・リストから知った企画。この日は上京の予定があるのだが,時間的に参加は無理のようだ。

「アジアにおけるグローバル化ジェンダーの現在―マクロ経済と社会構築」
(「UNDP集中セミナー『ジェンダーとマクロ経済に関する能力構築』」パブリック・フォーラム)

※お申し込みは、下記URLよりお願いいたします。
http://www.igs.ocha.ac.jp/igs/IGS_Events/#d05

【日時】2011年7月9日(土)10時〜17時
【会場】お茶の水女子大学 徽音堂(講堂)
【定員】200名(要申込み,参加費無料)
【プログラム】
午前
<開会の挨拶>お茶の水女子大学学長,UNDP東京事務所次席代表,外務省,内閣府男女共同参画局,GEM-IWG,DAWN

<第1部>基調講演
「グローバリゼーション下の金融・生産・再生産」 ダイアン・エルソン(エセックス大学)

午後
<第2部>マクロ経済とジェンダー
「環境の危機と社会的再生産:連関を理解する」マリア・フローロ(アメリカン大学)
「生活保障システムの比較ジェンダー分析が示すもの: その機能不全がグローバル不均衡を生む」大沢真理東京大学
ディスカッサント 足立眞理子お茶の水女子大学

<第3部>社会構築とジェンダー
「対アジアODAジェンダーを探る」マリナ・デュラーノ(マレーシアサインズ大学)
「災害リスク削減のジェンダー主流化:バングラデシュの事例から」池田恵子(静岡大学
「日本の災害から見るジェンダー課題」竹信三恵子和光大学

*日英同時通訳あり
*申込制・参加費無料・定員200名
http://www.igs.ocha.ac.jp/igs/IGS_Events/#d05
*プログラムは変更の可能性があります。上記HPにアップデートします。

【主催】 お茶の水女子大学,国連開発計画(UNDP)
【後援】 外務省,内閣府男女共同参画局,国際フェミニスト経済学会(IAFFE),ジェンダーマクロ経済学国際経済学に関する国際ワーキンググループ(GEM-IWG),女性による新時代の代替的開発グループ(DAWN)
ほか
【事務局】 お茶の水女子大学ジェンダー研究センター

【主催者より】
21世紀の今日,人々の生活に与えるグローバリゼーションの政治的・経済的・文化的影響力を否定するものはいないでしょう。同時に,それらは深くジェンダー問題に関わっています。本フォーラムは,とくに,アジア太平洋地域に焦点を絞りつつ,「マクロ経済とジェンダー」という視点から,現代のアジアの開発,社会再構築の諸問題を捉えなおそうという試みです。「マクロ経済とジェンダー」という課題は,財政・金融・税制・社会保障・貿易・投資・労働・生活時間・ケア・無償労働・国際移動など,従来の経済の水準においてジェンダー中立的に分析されてきた諸問題が,いかなる経路によってジェンダーと関わりあっているのかについて,明らかにするものです。それらは,国家と地方自治体・地域社会の関係において,政策・制度・文化慣習によって,そして災害など危機の顕在時においては,全く様相が異なって発現してきます。
一段と激しく変動し,危機の諸相が顕在化している現在における,オルタナティブな開発と社会再構築について,新たな知の共有と実践を模索していきたいと思っています。
ここに,皆さまのご参集を広く呼びかけます。

お茶の水女子大学ジェンダー研究センター
〒112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
E-mail: igsoffice@cc.ocha.ac.jp