052「19世紀フランス絵画の流れ 印象派の誕生展」

愛媛県美術館(→http://www.ehime-art.jp/)で鑑賞してきた(2011年6月5日〜7月18日)。「ドラクロワとサロンの画家たち」7点,「バルビゾン派」21点,「印象派の誕生」35点(期間限定1点含む),「印象派以後」18点とドラクロワ,ミレー,モネ,ルノワールゴッホのほかコロー,クールベ,ドービニーなど19世紀フランス絵画・印象派の出品だ。
ドラクロワ,ミレー,モネ,ルノワールゴッホ,コローの名を冠した作品展からすると小品を集めた印象が強い。ボルドー美術館とツイード美術館の館蔵品を中心にした愛媛,沖縄,熊本での巡回展である。モネ「アンティブ岬」とボナール「アンドレ・ボナール嬢の肖像 画家の妹」は愛媛県美術館蔵である。
ミレー「ひと匙」とジャック「羊の群れの帰還」を観て19世紀後半のフランス農村風景をいろいろと空想したのだった。展示終了が近いとあって目録が売り切れで入手できなかった。

  • 巡回展
    • 6月5日(日)〜7月18日(月・祝):愛媛県美術館
    • 7月28日(木)〜9月11日(日):沖縄県立博物館・美術館
    • 9月23日(金)〜11月6日(日):熊本県立美術館