書誌情報:昭文社,112頁,本体価格800円,2012年8月15日発行
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今年度中に工場見学を計画していて,たまたま本屋さんで見つけた。
このシリーズは,北海道,東北・新潟,首都圏,東海・北陸,京阪神,九州・沖縄も出ている(いずれも改訂版)。
中国・四国編は,お菓子の壽城(米子),オタフクソース(広島),いずもまがたまの里伝承館(松江),日本食研愛媛本社(今治),大谷焼窯元森陶器(鳴門)を「おもしろファクトリー Best 5」と紹介し,食品工場(日常食品,お菓子,生活用品など),環境・産業施設(情報産業,エネルギー産業,環境施設),飲料工場(ビール,酒蔵,ソフトドリンク,ワイナリー),モノづくり(大規模工場,伝統工芸)と「ジャンル別・目的別工場見学」(118施設)をまとめている。
温泉やグルメといった定番に加えて,地域の観光案内に埋もれていたさまざまな「工場」を,「見学」できるリソースとして浮かび上がらせたムック本である。規模の小さな施設・実演の類は漏れているが,多種多様なモノづくりの現場を知るおもしろ情報誌となっている。
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