アジアで2位と3位って,誇るべき成績だろう。それにしても卓球の報道が低調だ。すでに触れた日本卓球協会の報道姿勢(関連エントリー参照)も大きく関係しているように思う。といいながら結果は日本卓球協会 JTTA から得ているが(→http://www.jtta.or.jp/result/2013/asia/attc2013t.html),この成績がアジア卓球選手権の歴史でどうなのかなどを含め(4大会連続であることがようやく分かった),表彰式の写真1葉からは準優勝と第3位の意味,会場の雰囲気はまったく伝わってこない。
釜山で開かれている第21回アジア卓球選手権大会(6月30日から7月7日まで)で,男子団体は中国に負けたものの準優勝,女子団体は準決勝で同じく中国に負けて3位だった。世界に君臨する中国の壁はまたしても厚かったが,男子は強敵台湾に3-2での決勝進出はすごいことだ。台湾のエース・荘智淵(Chuan-Chih Yuan,WR8,パリ世界選手権ダブルス優勝)に松平健太と水谷が負けたが,若手の陳建安(Chen Chien-An,WR26,パリ世界選手権ダブルス優勝,ジャパンオープンで水谷に勝つ)に水谷と松平が勝った。2番手に一勝もさせなかったのが大きい。中国は許昕と馬龍という世界トップと若手の閻安・樊振東を起用し,世代交代を睨んだ布陣だった(日本戦は樊振東が3番手)。中国のテレビ中継をビデオ化したもので短く編集したもので観戦できる(→http://tabletennista.com/2013/7/china-is-the-2013-asian-mens-team-champion/)。
シングルスとダブルスはこれからのようで,混合ダブルスでは丹羽孝希・平野早矢香ペアが準決勝に進んでいる。
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