135中国強い(卓球ワールドツアー・中国オープン)

ITTF ワールドツアー・中国オープン(四川省成都,6月4日〜8日)は男女シングルスとも準々決勝まで終わり,ベスト4が出揃った。すべて中国選手である。さすがに強い。
男子は,許しん(「日」「斤」)(Xu Xin, WR1),張継科(Zhang Jike,WR5),樊振東(Fan Zhendong,WR3),馬龍(Ma Long,WR2)とランキング上位者が順当に勝ち残った。岸川,吉田,丹羽,村松は2回戦で全員1ゲームも取れず敗退した。準々決勝ではシンガポールのガオ・ニン(WR12)が許にフルセットに持ち込む善戦だった。
女子は,劉詩雯(Liu Shiwen,WR1),李暁霞(Li Xiaoxia,WR3),武楊(Wu Yang,WR6),丁寧(Ding Ning,WR2)となった。石川佳純(WR9)は準々決勝で李と当たり,2-4 と逆転負けした。2-2 となった第5ゲームで8-4とリードしたもののジュースに持ち込まれ落としたのが痛かった。ピッチの速さで2-0と序盤はよかったが,徐々に李の強打に打ち負けてしまった。
男子ダブルスの松平健太丹羽孝希ペアが第3位となった。準々決勝で2013年世界選手権優勝ペアの陳建安・荘智淵ペア(台湾)に3-1と勝っていただけに,許に要所で強打されたとはいえ,許・張ペアとの準決勝での淡泊さが残念だ。U21の男子シングルスで町飛鳥が優勝し,町に準決勝で負けた酒井明日翔が第3位,同女子シングルスで伊藤美誠が準優勝だった。