192日本勢はU21で男女とも優勝(卓球ワールドツアー・スウェーデンオープン)

ITTFのワールドツアー・スウェーデンオープン(11月12日〜16日,ストックホルム)は最終日をむかえている。
男女シングルスと同ダブルスの決勝はすべて中国選手同士となった。男子シングルスは方博対樊振東,女子シングルスは劉詩雯対朱雨玲,男子ダブルスは王皓・閻安ペア対樊振東・許昕ペア,女子ダブルスは劉詩雯・朱雨玲ペア対胡麗梅・武楊ペアである。
男子シングルスの第1シード・許昕は1回戦からゲームを取られることが多く本調子ではなかったようだ。樊振東は3回戦のメンゲル(ドイツ)戦でゲームオールの11-7と苦戦したが順当に決勝に勝ち進んだ。
女子シングルスは準々決勝で福原が武楊に2-4,石川が朱雨玲にゲームオールの8-11と今一歩まで追い詰めた。惜しい負けとなった。女子ダブルス準決勝では中学生の平野美宇伊藤美誠ペアがチョッパーのペアの胡・武に1-3と押し切られたものの3位と健闘した。
U21の男子シングルスでは吉田雅己,女子シングルスではチョッパー・佐藤瞳がそれぞれ優勝した。平野美宇が準優勝,前田美優が第3位と上位を独占した。
オフチャロフ(ドイツ)も3回戦で方博に負けている。中国の層の厚さを物語っている。男子シングルスの丹羽と松平健太に期待していたが,中国に挑戦する前に接戦をものにできなかった。ふたりともフランスのゴジ(Gauzy,WR68)に2回戦と3回戦でゲームオールの末負けた。