インターナショナル・ニューヨーク・タイムズ (International New York Times:以下INYT) 紙に掲載された「日本の分裂した教育戦略」('Japan's Divided Education Strategy' by Michael Fitzpatrick, Oct. 12, 2014→http://www.nytimes.com/2014/10/13/world/asia/japans-divided-education-strategy.html?module=Search&mabReward=relbias%3Ar%2C%7B%222%22%3A%22RI%3A15%22%7D&_r=0)にたいして,下村文科大臣が「平成26年(2014年)10月12日付 インターナショナル・ニューヨークタイムズ紙の記事について」(10月31日付,日本語→http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1353247.htm,英語→http://www.mext.go.jp/english/topics/1353287.htm)で反論している。
INYTが懸念するナショナリズムと下村が強調する「日本人としてのアイデンティティ」・「日本のアイデンティティ」と重なりながら平行線を描いているのは,歴史への反省があるかどうかである。INYTを素直に読めば何を問題にしているかはわかる。下村反論はグローバリズムへの対応を強調することでここをスルーしている。
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