TBS系「世界ふしぎ発見」第1352回(4月18日放送)は「開拓の灯をともせ――マチュピチュに村を創った日本人――」だった(→http://www.tbs.co.jp/f-hakken/bknm/20150418/p_1.html)。放送の冒頭で紹介されていたある寄稿文は愛用のエバーノートにスクラップしていてあの記事だとすぐにわかった。
野内・セサル・良郎(日本マチュピチュ協会副会長)「祖父はマチュピチュ村 村長――福島出身の移民1世,遺跡の麓でリーダーシップ」(日経,2014年11月5日付)がそれだ。著者は主人公野内与吉(オスカル・ノウチ)の孫にあたり,クスコで生まれ16歳で来日して以来工場で働きながら高校を卒業した。名古屋の国際交流団体でアンデスを紹介する講師などをされている。放送では南山大学でも教鞭をとっていると紹介されていた。
与吉のマチュピチュ村での貢献や故郷である福島県大玉村への里帰りなど記事以外の新しい事実も盛り込んだ内容になっていた。
放送ではきちんと触れられながらミステリーハンターの話(上記バックナンバー)には出てこない孫・良郎の一文は記憶だけでなく記録にあたいするものだった。
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