NHKスペシャル「錦織圭 頂点への戦い」(6月28日放送)を観た。
サーブやレシーブ,ラリーなど決まった大きさのコート(テーブル)上でポイントをとるスポーツとしては共通するが,ふたつのスポーツは同じテニスながらまったく異なる。ラケットボールながら手首と肘の使い方,足の運び方などはまったく別である。
放送では,選手とボールの位置をミリ単位で記録した「トラッキングデータ」を分析してノバク・ジョコビッチとの戦術をめぐる駆け引きと技術について分析していた。この点で,トップを目指す錦織のベースラインより前での打点,ジョコビッチのあえてラリーに持ち込んでの反撃など卓球にも応用できる。
ジョコビッチの自信に満ち溢れたインタビューは,上から目線ながら,さすがトップだけのことはある。錦織対ジョコビッチは,それぞれの専属コーチであるマイケル・チャン対ボリス・ベッカーでもある。
卓球とバドミントンの愛好者である評者からするとボール(シャトル)のスピード感が意外に近い。
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