正確には来年4月のアジア大陸予選出場のシングルス男女各2選手と同じく来年の5月に発表される団体戦出場を見込んでの団体代表候補の男女各1選手である(オリンピック卓球競技では男女のシングルス,男女の団体の計4種目が実施され,男女ダブルス,混合ダブルスはない。2020年東京オリンピックでは混合ダブルスを追加する案があるとのこと)。
オリンピックの卓球競技シングルス出場選手は各大陸の予選に出場する必要がある。勝ち抜いた選手がオリンピックに出場できるのだが,この予選で代表になれなくともランキング上位者が出場できるため,日本の男女選手各2名(男子:水谷隼(WR5),丹羽孝希(WR10);女子:石川佳純(WR5),福原愛(WR6))は確実に選出される。
団体戦はオリンピックでは最初から16チームだけが参加できる。シングルスの出場数(男女とも上限2選手まで)とチームランキングによって来年5月に決まるが,日本は男子が3位,女子が2位(ともに9月現在)であり間違いなく出場できる。
その団体代表選手として選ばれたのが水谷,丹羽,石川,福原に次ぐランキング上位者の吉村真晴(WR18),伊藤美誠(WR10)の両選手である。現時点では丹羽よりも吉村と選ばれなかった大島祐哉のほうが調子がいいし,結果を残している。
日本卓球協会(http://www.jtta.or.jp)はこの決定も全日本での使用球を複数球で実施するというこれまた重要な決定についてもまだ報じていない。「選手の声届かず」と報じた商業情報のほうがまともだ(→http://world-tt.com/ps_info/ps_report.php?bn=1&pg=HEAD&page=TOP&rpcdno=1856#1856)。
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