350日本卓球協会の情報公開

以前日本卓球協会の広報について不満を述べたことがある(関連エントリー参照)。それと関連して同協会の情報公開についても意見がある。
組織図を見ると,会長・副会長・専務理事のもとに各セクションが位置づけられ,事務局が総務財務,事業,広報・国際,強化を担う形になっている。また,加盟団体代表者会議が最下部にあり,運営会議,理事会,評議員会の順に協会の意思決定機関を置いている。協会の普段の活動は,専務理事と事務局になる。
ところで,理事会と評議員会の情報は平成25年度8回,平成26年度3回の議事録が公開されているだけで,それ以前および平成27年度についてはまったくない(議事録の公開も同様)。協会の機関誌 JTTA News は,2010年3号,2011年4号,2012年2号,2013年1号でストップしたままである。
協会として情報公開を推進するつもりがあるのかはなはだ疑問だ。「1996(平成8)年5月3日,新潟大学の協力を得て,各競技団体の先頭を切って本会のホームページを設立。その後,2001(平成13)年6月25日,翌2002(平成14)年6月25日にサーバーを移設し,現在に至っている。今後も新鮮な情報をもとに読みやすい充実したホームページで卓球愛好者への情報提供をしていく。」(「協会歴史(沿革)」より)と謳うのに,「卓球愛好者への情報提供」は貧弱と言わざるをえない。