452村松,シングルス二冠(卓球ワールドツアー・チェコオープン)

男子シングルスでは村松雄斗(WR39)が決勝でフランスのウェシュ(OUAICHE Stephane,WR92)に 4-0 ( 12-10, 11-9, 11-7, 11-4) で勝ち優勝し,U21と合わせて二冠を達成した。準決勝で韓国の趙勝敏(CHO Seungmin,WR127)に 4-3 (11-7, 7-11, 3-11, 11-6 ,6-11, 11-4, 11-7) と競り勝っていた。趙は高木和卓(WR77)と大島祐哉(WR30)に勝ち準決勝まで上がってきた。
村松は準決勝ではミスが多く接戦となったが,U21も含めて安定したカットとラリーにも強いフォアハンドの強打で頂点に立った。U21では何度か優勝しているが,シニアクラスでの優勝は恐らく初めてだ。ブンデスリーガで腕を磨いており,今後さらに活躍するだろう。
日本選手では藤村友也(WRなし)が予選勝ち上がりで,フランスのアチャード(HACHARD Antoine,WR107),韓国の張禹珍(JANG Woojin,WR38)に勝つ活躍をみせた。期待していた第1シードの松平健太(WR26)は3回戦で,大島は準々決勝で姿を消した。