549佐藤瞳,決勝へ(卓球ワールドツアー・スロベニアオープン)

スロベニアオープンが最終日を向けている(4月26日〜30日,オトーチェッツ)。女子シングルスの第1シードの佐藤瞳(WR9)はこれから決勝に臨む。チャレンジシリーズのベラルーシオープンとタイオープンでは橋本帆乃香(WR22)と決勝を闘った。その橋本は準決勝で負け,3度目の決勝対決とはならなかった。
U21男子シングルスでは松山祐季(WR226)が優勝,同女子シングルスでは芝田沙季(WR49)が準優勝した。松山は 0-2 からの逆転で,要所でのバックハンドの強打がおもしろいように決まっていた。
男子シングルスの吉村和弘(WRなし)は3回戦で第1シード,ドイツのシュテーガー(STEGER Bastian,WRなし)に 3-4 (10-12, 5-11, 12-14, 11-6, 11-3, 11-7, 9-11) で惜敗した。0-3 から巻き返しも及ばなかった。第1ゲームと第3ゲームをともにジュースで落とした。第7ゲームも 8-4 とリードしてからの1ポイントが遠かった。
佐藤と橋本,芝田沙季は,カタールオープン(2月21-26日),ベラルーシオープン(3月15-19日),タイオープン(3月29日-4月2日),アジア選手権(無錫・中国,4月9-16日),韓国オープン(4月18-23日),スロベニアオープン(4月26-30日)とずっと海外遠征である。所属のミキハウスのサポートがあるようだ。日本卓球協会派遣だけでなく自主参加も多い。