493男女団体とも優勝(卓球世界ジュニア選手権)

団体の決勝で日本の男女は韓国と中国に勝ちともに優勝した。男子は2005年リンツ大会以来11年ぶり2回目の優勝だ。中国との直接対決はなかったが,中国の11年連続優勝を止めることになった。女子は2010年ブラチスラヴァ大会以来6年ぶり2回目の優勝で,中国の6年連続優勝を直接対決で阻んだ。
男子は木造が韓国のエース格との左腕対決を制したのが大きかった。松山は団体戦全勝と貴重なポイントゲッターとなった。

  • 木造勇人 3 (11-5, 11-7, 9-11, 11-7) 1 趙勝敏(CHO Seungmin)
  • 張本智和 3 (11-4, 5-11, 11-8, 12-10) 1 安宰賢(AN Jaehyun)
  • 松山祐季 (12-10, 11-6, 11-8) 0 金大宇(KIM Daewoo)

女子は平野が1番で惜敗したが,伊藤が盛り返した後は余裕をもって中国を破った。伊藤は好調とはいえないものの団体戦全勝と粘りが光る。平野は団体戦2敗となり個人戦での巻き返しを期待したい。

  • 平野美宇 2 (7-11, 11-7, 8-11, 11-7, 7-11) 3 石洵瑶(SHI Xunyao)
  • 伊藤美誠 3 (11-8, 1-11, 9-11, 11-7, 11-8) 2 劉煒珊(LIU Weishan)
  • 早田ひな 3 (11-9, 11-3, 6-11, 11-6) 1 孫芸禎(SUN Yizhen)
  • 伊藤 3 (13-11, 11-7, 11-7) 0 石洵瑶