425NHKスペシャル「スクープドキュメント 沖縄と核」

沖縄には「かつて」最大1300発もの核弾頭があった。東西冷戦最中のキューバ危機前後のことだ。50年代から60年代にかけて沖縄は核拠点だった。アメリカ国防総省は「沖縄に核兵器を配備していた事実」を認めており,その実体解明に迫るドキュメントだった(→http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170910東洋経済オンライン→http://toyokeizai.net/articles/-/187336)。
現在はどうなのか。日本の「非核3原則」堅持という説明にもかかわらず,アメリカが沖縄の核兵器の有無についてコメントしないという態度である。そのこころは「ある」と同義だろう。北朝鮮のミサイル発射や核開発問題ばかりが注目されるが,アメリカの対応の要は沖縄を含む日本の米軍基地である。