735張本が馬龍に勝つ(卓球ワールドツアー・ジャパンオープン)

なんと張本智和があの馬龍(MA Long)に勝った。ジャパンオープン北九州市,6月6日〜10日)の第4日目の今日は混合ダブルスの決勝があり,吉村真晴・石川佳純ペアは中国の梁靖崑(LIANG Jingkun)・陳幸同(CHEN Xingtong)ペアに,いずれも9-11の0-3で敗れ準優勝だった。昨年の世界選手権大会での優勝に続いての栄冠とはならなかった。3ゲームとも9-9からの2ポイントが遠く,強気で攻める中国ペアに及ばなかった。
女子シングルスの2回戦では早田ひなが中国の木子(MU Zi)に負けたが,伊藤美誠石川佳純が準々決勝に進んだ。準々決勝では平野美宇と石川がいずれも中国の劉詩雯(LIU Shiwen)と陳幸同(CHEN Xingtong)に負けたものの,伊藤は台湾の鄭怡静(CHENG I-Ching)に勝ち,明日の準決勝に進んだ。石川に勝った陳と対戦する。
男子シングルの2回戦では張本智和が中国の周雨(ZHOU Yu)を一蹴して準々決勝に駒を進めた。吉村真晴も馬龍(MA Long)を慌てさせるまでいかなかった。準々決勝では松平健太がボル(BOLL Timo)に及ばず,また,上田仁は張継科(ZHANG Jike)に3-1から逆転負けを喫した。第5ゲームのジュースをものにすればと悔やまれる。
今日の最終試合は張本対馬。張本が3ゲームを連取して 4-2 (11-8, 11-9, 11-7, 3-11, 2-11, 11-6) で押し切った。張本は,4月のアジアカップでは樊振東(FAN Zhendong),先週の中国オープンでは張継科(ZHANG Jike)に勝った。卓球世界に一大衝撃が走っている。