743ボルシア・デュッセルドルフ

ドイツのデュッセルドルフは「スポーツ都市」(Sportstadt)として知られている。
ボルシア・デュッセルドルフは1961年創立でヨーロッパ屈指のクラブで,ドイツ卓球の強化本部であるとともにクラブとして「すべての人に卓球を」掲げて普及活動も熱心だ。昨期は村松雄斗が所属していた。14歳で武者修行をしたのは水谷隼だった。
稲垣康介「水谷も育ったドイツの名門 日本卓球 飛躍の「原点」」の記事を読んだ(朝日GLOBE,第207号,2018年7月)。水谷が現在所属するロシア・オレンブルクがサムソノフ(ベラルーシ)やオフチャロフ(ドイツ)とともに水谷の活躍でヨーロッパチャンピオンズシリーズでボルシア・デュッセルドルフに勝って優勝したことを見出しに使い,今秋発足する日本のプロリーグであるTリーグへの期待をまとめていた。このTリーグを主導するJTTF専務理事の松下浩二は日本で最初にプロ卓球選手になりボルシアに所属したのだった。