876早田,3度目の優勝(卓球ワールドツアー・セルビアオープン)

セルビアオープン(5月1日〜5日,ベオグラード)の女子シングルスで早田ひなが優勝を飾った。前週には世界選手権ダブルスで伊藤美誠とのペアで女子ダブルスで準優勝していて,ハードなスケジュールをものともせず期待に応えた。1回戦から決勝までの全6試合で3ゲームのみの失点でぶっちぎりの優勝は見事だった。

2月のポルトガルオープン,3月のオマーンオープンに続くチャレンジ大会3度目の優勝は,昨年芝田沙季がベルギーオープン,ベラルーシオープン,クロアチアオープン,スペインオープンの4大会優勝に次ぐものとなった。芝田はこれらの優勝で世界ランキングを一気に13位まで上げて,日本選手の4番手につけている。現在30位の早田も今年早い時期に10位代につけておきたいところだ。

男子シングルスはダークホースだったイングランドのドリンコール(DRINKHALL Paul)が2014年スペインオープン以来の2度目のワールドツアー優勝だ。3回戦で第1シードのオーストリアのフェゲール(FEGER Stefan)に 4-3 で勝ったのが大きかった。

準優勝のフランスのサリフォー(SALIFOU Abdel-Kader)はナイジェリアのアルーナ(ARUNA Quadri)と似た黒人のパワーヒッターだ。ワールドツアー大会では最高成績となった。

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