書誌情報:TBSグロウディア,389頁,本体価格3,800円,2021年2月3日発行
国立新美術館「佐藤可士和展」(2021年2月3日〜5月10日)の図録である。
佐藤可士和30年の軌跡が,ロゴ,屋外広告,ポスターと装丁デザイン,ブランディング,最新のアートワークに分類した作品群としてまとめられたいる。また,加島卓の「佐藤可士和論」(英語版も)および村上隆との対談「世界を驚かせる日本発の創造性」(英語版も)が収録されている。主要文献,出品リストも揃っている。佐藤可士和を知る一冊である。
知ってのとおり,ユニクロ,T-POINT,セブンプレミアム,国立新美術館,今治タオル,楽天,NISSIN,本田N,GU,くら寿司,明治学院大などなど普段目にするロゴは佐藤可士和作である。
クリエーター・佐藤可士和の英語表示 KASHIWA SATO が図録の表紙と背に浮かび上がっていた。SATO KASHIWA にして氏名の英語表記の悪しき慣習を一気にリセットして欲しかった。
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