1701松山市文化・スポーツ振興財団埋蔵文化財センター編『朝日谷2号墳』

書誌情報:松山市教育委員会,16頁,頒布価格500円,2021年3月31日発行

A4判・全16ページ・オールカラー(松山市考古館→https://www.cul-spo.or.jp/koukokan/book/32_asahidani.html

1989年4月に発見された全長26メートル,前方部10メートル,口縁部16メートルの前方後円墳で,松山平野最古と言われている朝日谷2号墳の解説パンフレットである。
遺跡は安全上保全できなかったが,出土品は2020年9月に国指定文化財重要文化財・考古資料)に指定された[銅鏡2面,銅鏃44点,鉄製品35点,硝子小玉4点,附(つけたり)土師器残欠17点]。
現在は松山総合公園の一角に位置し,場所を示す看板があるだけだ。大峰ヶ台丘陵の尾根上にあり,銅鏡は中国からの舶載品,銅鏃と鉄鏃は大和政権との繋がりを示しているという。