165平野早矢香優勝(卓球ベラルーシオープン)

ベラルーシミンスクで開かれていた ITTF ワールドツアー・ベラルーシオープン(チャレンジ)(8月21日〜24日)で一般女子,U21男女で日本選手が優勝した。
女子シングルスでは,森薗美咲,石垣優香森さくら平野早矢香でベスト4を占め,森薗と平野の決勝となり,第2シードの平野が 4-3 と接戦を制して優勝した。第1シードの福原愛は2回戦でロシア選手に惜敗した。平野は3ゲームを取り,第4ゲーム10-8でマッチポイントを握りながらジュースから逆転され,さらに2ゲームを連取され 3-3 となる。最終第7ゲームは逆に 1-5 とリードされてから 7-5 と逆転するというスリリングな試合だった。森薗はよく盛り返したといえる。平野は5回目のワールドツアー優勝である(2007年チリ,2009年日本,2010年インド,2011年モロッコ,同スペイン)。
U21の男子シングルスでは,決勝で三部航平が田添健汰を 4-3 で,女子シングルスでは佐藤瞳,前田美優,前田美優,森さくらでベスト4を占め,決勝では森が前田を 4-3 と降して優勝した。
男子シングルスは,第1シードで地元ベラルーシのサムソノフが中国出身の王(Wang Zengyi)に 4-1 と勝った。田添健汰と吉田海偉は準々決勝で敗退した。吉田は昨年の優勝者で第2シードだった。水谷はすでに前の所属に変わったが,日本卓球協会の名簿では吉田の所属はあの「DIOジャパン」になっている(8月28日付けで所属は Global Athlete Project に変更してあった:この部分9月1日修正)。