206水谷連覇ならず(台湾卓球マスターズ)

台湾・高雄で開かれていた国際招待試合(1月1日〜4日)で,昨年優勝した水谷隼(WR5)は,オフチャロフ(WR6,ドイツ,Ovtcharov Dimitrij)に 1-4 (8-11, 7-11, 11-8, 6-11, 9-11) で負け準優勝にとどまった。準決勝まで別格の強さを発揮して勝ち上がったが,オフチャロフ戦はつねに守勢に回っていた。オフチャロフの8分目の力加減の安定した攻めに屈した形だ。水谷は12月のランキングから中国選手4人(許繒,馬龍,樊振東,張継科)以外では最高位の5位である。現在上位の中国勢の一角を崩す可能性があるのは,水谷とオフチャロフのふたりである。
この大会はすべての試合をライブ中継(https://www.youtube.com/user/CTUSFssuwebtv)していた。また Facebook で情報を発信していた(https://www.facebook.com/taiwanmasters/timeline)。

準決勝は,陳建安(WR19,台湾,Chen Chien-an)に 4-1 (9-11, 11-7, 11-5, 11-6, 11-2),準々決勝は,フレイタス(WR10,ポルトガル,Freitas Marcos)に 4-0 (11-7, 11-4, 11-8, 11-2)と完勝した。


予選リーグは,侯英超(中国,Hou Yingchao)に 4-0 (11-8, 11-5, 11-9, 11-5),江天一(WR43,香港,Jiang Tianyi)に 4-1 (11-3, 11-9, 11-6, 8-11, 11-6) とともに圧勝していた。