344中国全種目制覇(第13回世界ジュニア卓球選手権大会)

第13回世界ジュニア卓球選手権大会(フランス・ヴァンデ,11月29日〜12月6日)が終わった。
中国は男女団体,男女シングルス,男女ダブルス,混合ダブルスの全7種目で優勝した。男女シングルスではベスト4をすべて中国選手で占め,男子の薛飛(XUE Fei)は団体,ダブルス,混合ダブルス,女子の王曼碰(WANG Manyu)は団体,シングルス,ダブルスでそれぞれ3冠を達成した。
男子シングルス優勝の劉丁碩(LIU Dingshuo)はスピードとパワーが秀でていた。期待していた香港の何鈞傑(HO Kwan Kit)は準々決勝,スウェーデンのシェルベリ(KÄLLBERG Anton)は2回戦止まりだった。女子シングルス優勝の王は丁寧タイプの大きな展開とバックハンドのスピードでジュニアとして初となる二連覇を遂げた。
パリの同時テロ事件とその後の事態を受けて選手団の派遣を見合わせた日本と台湾が参加していたら各種目の上位進出の顔ぶれは変わっていただろう。
来年は南アフリカケープタウン開催予定という。