569吉村・石川ペア優勝,平野は銅メダル(「世界卓球2017ドイツ」)

混合ダブルスの吉村・石川ペアは,国際ペアの方博(FANG Bo)・ゾルヤ(SOLJA)に 1-3 からの大逆転で 4-3 (11-13, 12-14, 11-5, 6-11, 11-5, 11-7, 11-5) で勝ち,決勝に進んだ。第1ゲームと第2ゲームをジュースで落としながら,徐々に自分たちのペースで攻めきった。最終ゲームは 2-2 から6連続ポイントで締めくくった。決勝の相手は台湾の陳建安・鄭怡静ペア。前回大会の準優勝を超えられるかが見所だ。
現在決勝戦がおこなわれている。第1ゲームは 8-11。第2ゲームも 7-7 から逆転されて 8-11 で落とす。第3ゲームは 5-5 から 8-5 となってから追いつかれるも 11-8 で奪い返す。第4ゲームは終始リードする展開から終盤追いつかれジュースで落とす(10-12)。第5ゲームは序盤からのリードを保って 11-4 で取る。準決勝と同様に逆転のにおいがしてきた。 第6ゲームはシーソーゲームとなり,6-7となってタイムアウトをとる。8-8 から抜け出して 11-9 で押し切る。最終ゲームは流れをつかみ 5-0 から一気に 10-3 とマッチポイントまでいき,大逆転で優勝を勝ち取った(11-5)。この種目48年ぶりの優勝だ。
女子シングルスの平野は準々決勝でシンガポールの馮天薇を一蹴し,準決勝で丁寧と対戦した。アジア大会準々決勝の大逆転勝利の再現はならなかったがこの種目48年ぶりのメダルはすばらしい。
男子ダブルスの準決勝2試合はこれからおこなわれる。森薗・大島ペアと丹羽・吉村ペアの決勝がみたい。