628オフチャロフ,初優勝(卓球男子ワールドカップ)

決勝はドイツ選手同士の対戦となり,「どいつ」が勝ったかというと,オフチャロフ(OVTCHAROV Dimitrij)だった。ボル(BOLL Timo)に 4-2 (10-12, 11-8, 11-7, 9-11, 11-7, 11-2) と押し切った。
ドイツ選手の優勝は,現ドイツ監督ロスコプフ(ROSSKOPF Joerg)(1998年),ボル(2002年と2005年)に次ぐ3人目となった。中国選手以外ではベラルーシのサムソノフ(SAMSONOV Vlaimir)(2009年)以来だ。
36歳ボルの健闘は今大会を盛り上げた。怪我をして不振だったシーズンもあったが,往年の名選手復活を印象づけた。前中陣で速攻とカウンターを仕掛けるプレイスタイルを貫いていた。
日本選手の優勝はまだない。
今週末には昨年史上最年少で優勝した平野美宇石川佳純が出場する女子ワールドカップがある。