457「法治国家」中国の実態

NHKスペシャル「消えた弁護士たち  中国“法治”社会の現実」を観た(→http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20180722)。
3年前の7月9日,人権派弁護士が一斉に拘束された。「709事件」である。「法治」社会を目指す中国にあって物言う人民と彼らの後ろ盾になる弁護士は「共産党」国家にあって「体制破壊分子」である。
「709事件」で拘束された人権派弁護士・王全璋の妻・李文足にカメラを向け,国家ぐるみで抑圧する現実を描いていた。
中国にあっては弁護士も共産党の「指導」を受けると規定されている。「法治」の実態からは「法治」と共産党指導とは矛盾することを教えてくれている。