700日本一名前の長い小学校に新入生

愛媛県に日本一名前の長い小学校と中学校がある。高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山(ささやま)小中学校組合立篠山小学校と同中学校である(→https://sasayama-e.esnet.ed.jp)。
その小学校に3年ぶりに新入生を迎えた(「日本一長~い小学校名、覚えられる? 3年ぶりに新入生」朝日新聞2021年4月9日付→https://www.asahi.com/articles/ASP486V67P48PTLC001.html?iref=comtop_7_05)。
小中学校合わせて,教職員17名,児童生徒数19名(小学校12名,中学校7名)の小規模校ながら日本一名前の長い小学校・中学校として知られている。70年ほど前の創立時は高知県幡多郡宿毛愛媛県南宇和郡一本松村篠山小中学校組合立篠山小学校,同中学校と現在よりも4文字多かった。土佐と伊予にまたがっているため学校組合を作って組合立の小学校と中学校を作った歴史がある。
残念ながら評者が楽しんでいる卓球部やバドミントン部はなく,中学校の部活はソフトテニス部だけだが,県の新人戦で優勝するなどなかなかの強豪だ。
日本全国で過疎化が進み,新入生ゼロや閉校のニュースも珍しくないなかで,嬉しいニュースだ。土居文洋(どい・ふみひろ)校長の小中学校の紹介文「日本一名前の長い学校の小中合同校舎」(『学校事務』学事出版,2021年2月号)がある(「校長室より」No.22で読むことができる→https://sasayama-e.esnet.ed.jp/wysiwyg/file/download/1/10160)。