717東洋文庫・モリソン文庫

東洋文庫とモリソン文庫についての紹介記事があった(「(いいね!探訪記)渡ってきた賢者の遺志,一面に モリソン書庫 東京都文京区」→https://www.asahi.com/articles/DA3S14905356.html?iref=pc_ss_date_article;「海を渡った蔵書が壁一面 そこはハリーポッターの世界」→https://www.asahi.com/articles/ASP5F3471P4HUTFL00B.html?iref=pc_ss_date_article;「(マダニャイ とことこ散歩旅:330)不忍通り:34 東洋文庫」→https://www.asahi.com/articles/DA3S14494561.html?iref=pc_ss_date_article)。
1924年に設立された東洋文庫は日本最古・最大の東洋学専門図書館で蔵書は100万冊を超える。2011年10月20日に改修工事を終えリニューアルオープンしたのだった。評者が興味を持ってきたのは,東洋文庫にあるアダム・スミス著『国富論』初版本だ。東洋文庫の基礎になっているのは,三菱3代目の岩崎久彌が当時の中華民国総統府顧問モリソンから購入した2万冊以上の中国関連の文献(=モリソン文庫)である。