043オルセー美術館展2010「ポスト印象派」(デジタル情報)

2007年の美術館展(東京都美術館,2007年1月27日〜4月8日)は鑑賞した。今回の企画は「ポスト印象派」のタイトルだ。
国立新美術館(→http://www.nact.jp/)で開かれている標記展覧会(会期:2010年5月26日〜8月16日→http://orsay.exhn.jp/)は未見だが,この企画に連動したデジタル資料が出揃った。
まずiPhone, iPod touchおよびiPad用アプリがダウンロードできる。また,Podcastでは5回にわたって展覧会にまつわるトピックスをまとめている(ナレーター:テレビ東京松丸有紀アナウンサー)(→http://www.nikkei.co.jp/ps/orsay2010/)。ほかにクラシックラジオ「OTTAVA」とオルセー美術館展が共同した「聴くオルセー ポスト印象派と同時代の音楽」(6月10日まで6回)を配信している。
2007年展の時にもいち早くPodcastを配信していた。すくなくとも情報メディアの多角的利用では日経新聞の主催企画は群を抜いている。
iPad用アプリは,第1章「1886年―最後の印象派」,第2章「スーラと新印象派」,第3章「セザンヌセザンヌ主義」,第4章「トゥールーズロートレック」,第5章「ゴッホゴーギャン」,第6章「ポン=タヴェン派」,第7章「ナビ派」,第8章「内面への眼差し」,第9章「アンリ・ルソー」,第10章「装飾の勝利」の構成でポスト印象派1880年代半ばから1900年ごろにかけて活躍したセザンヌゴッホゴーギャン,スーラなどの画家たちの総称)を,各章数点の代表的な作品で紹介している。
先週手元に届いたiPadにダウンロードしたことはいうまでもない。