卓球の世界選手権(パリ)の男子シングルス2回戦で,松平健太(ランキング58位)が中国の馬琳(Ma Lin, ランキング8位)に4-1 (11-5, 11-7, 11-4, 12-14, 11-7)と圧勝した。世界ランキング上位で中国トップクラスに勝ったことは大きな意味がある。ロンドンオリンピック前に,丹羽が馬龍(Ma Long)に勝ったことがある。また,マツケンは2009年の世界選手権(横浜)で同じく馬に惜敗したことがあった。
高木和は2回戦で惜敗したが,張,丹羽,岸川もベスト32に勝ち残っている。丹羽以外は自分よりランキング上位者との対戦である。世界の強豪との戦いが楽しみだ。
女子シングルスは石川,平野,藤井,松平志穂は全員ベスト32に残れなかった。
男子ダブルスは岸川聖也・水谷隼ペアが松平健太・丹羽孝希ペアに4-3 (11-7, 8-11, 6-11, 11-8, 11-2, 6-11, 12-10)と接戦を制し,また,張一博・松平賢二ペアは中国の強豪ペア陳玘(Chen Qi)・方博(Fang Bo)ペアに4-3 (11-8, 3-11, 10-12, 4-11, 12-10, 11-9, 11-6:このスコアを見ただけでもしびれる!) と見事な逆転勝ちでそれぞれベスト8に進出した。両ペアともベスト4をかけて台湾のペアと対戦する。
女子ダブルスは,石川佳純・森薗美咲ペアがシンガポールペアに4-1で敗退しベスト16に進出はならなかった。福原愛・平野早矢香ペアと藤井寛子・若宮三紗子ペアは北朝鮮,ハンガリーペアに勝ち,ベスト8入りだ。福原・平野ペアは石川・森園ペアに勝ったシンガポールペアと,藤井・若宮ペアはシングルス・ランキングでは一桁の中国ペアと対戦する。
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- 東大社研・玄田有史・宇野重規編『希望学[1] 希望を語る 社会科学への新たな地平へ』→https://akamac.hatenablog.com/entry/20090517/1242564846
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- 日本学術会議編『学術の動向』2007年4月号→https://akamac.hatenablog.com/entry/20070517/1179396807