016マツケン,ベスト8に進む,岸川・水谷ペアは第3位

卓球の世界選手権(パリ)の男子シングルス4回戦で,松平健太(ランキング58位)がベラルーシの巨人・サムソノフ(Vladimir Samusonov, ランキング11位)を4-3 (3-11, 15-13, 12-14, 11-8, 11-9, 3-11, 11-8) と激戦を制して準々決勝に進んだ。次の相手は恐らく現在ランキング1位の許昕(Xu Xin)になるだろうが,楽しみな一戦だ。
同じく4回戦で丹羽(ランキング22位)が中国の馬龍(Ma Long, ランキング2位)と対戦し,2-4 ( 5-11, 11-9, 7-11, 11-9, 4-11, 7-11)と及ばず去年のオリンピック最終予選での再現はならなかった。
岸川(ランキング33位)は現地時間の20時30分からドイツのボル(Timo Boll, ランキング5位)と対戦する。
男子ダブルスの準々決勝には張一博・松平賢二ペアと岸川聖也水谷隼ペアの2ペアが勝ち進んでいた。張・松平ペアは決勝に進んだ陳建安(Chen Chien-An)・荘智淵(Chuang Chih-Yuan)ペアと接戦を演じ,3-4 (13-11, 12-10, 10-12, 5-11, 11-9, 11-13, 9-11) と惜敗した。第3ゲームと第6ゲームのジュースを落としたのが痛かった。
岸川・水谷ペアは準々決勝で台湾の江宏傑(Chiang Hung-Chieh)・黄聖盛(Huang Sheng-Sheng)ペアを4-2 (6-11, 11-8, 11-4, 5-11, 11-8, 11-8) で降し,準決勝で第1シードの郝帥(Hao Shuai)・馬琳(Ma Lin)ペアと当たった。ゲームは競ったものの,0-4 (7-11, 9-11, 10-12, 12-14) と決勝には進めず第3位となった。シングルスで1回戦敗退というショックがあったはずの水谷はここまでよく切れずに頑張った。実力でもぎ取った第3位である。
itTV (http://www.ittf.com/ittv/) にはすでに松平(1時間を超える激闘!)と丹羽の試合がアップされている。