229クリーニング職人

NHKプロフェッショナル「誇りをかけて,思い出を洗う――クリーニング師・古田武――」を観る(→http://www.nhk.or.jp/professional/2013/0902/index.html)。
東京・南麻布の店で,「ブランド品は,高級品じゃなくて高額品なんです。思い入れがあって大切にしているものが高級品なんです。私はそれを手入れさせてもらっているってことなんです」と語り,思いでの詰まった服のシミを丁寧に抜く。
修業させ独立を後押ししてくれた社長・小池武治の存在がなければクリーニング師・古田はなかった。
クリーニング職人の師弟関係と職人としての誇り。失敗するかもしれない恐怖と向き合う職人の姿が清々しい。