105砂の美術館「第7期展示 砂で世界旅行・ロシア編――大国の歴史と芸術の都を訪ねて――」


スタバができたが砂場もある鳥取砂丘「砂の美術館」に行く。
「氷河に眠るマンモス」,「リューリク――建国のヒーロー――」,「キリスト教の受容」,「豊かな民族性」,「タタールのくびき(モンゴル人支配の時代)」,「コサックの力」,「ピョートル大帝と西欧化」,「エカテリーナII世とロマノフ王朝」,「エカテリーナ宮殿」,「クレムリンとワシリー大聖堂」,「ロシアアイコン」,「ロシアの音楽――チャイコフスキーとバレエ――」,「ロシアの文学――トルストイと作品「戦争と平和」――」,「ナポレオンの撤退」,「モスクワの地下鉄を彩る彫刻」,「ロシアの大自然」,「シベリア鉄道と極東の都ウラジオストク」,「ソビエト連邦時代」,「ロシアの科学技術――宇宙開発――」,「ロシア・アバンギャルド」,「ロシアの民話――大きなかぶ――」の21作品が展示していた。
鳥取砂丘にふさわしく砂像彫刻の圧倒的な追力は想像以上だった。期間中しか存在しない技術作品はそれゆえに評者の網膜にしっかり刻み込もうと思わせた。砂丘が自然の作品だとすれば,砂像彫刻は完全な人工作品。お薦めの美術館だ。
無料のパンフレットが図録を兼ねていた。ミュージアムグッズはクリアファイルとポストカード,それにロシアの民芸品少々。スタバは要らないが,もっと充実して欲しい。