卓球でゲームポイントを中国語で「局点」(英語:game point,ドイツ語:Satzball),マッチポイントを「賽点」(英語:match point,ドイツ語:Matchball)という。バレーバールやバドミントンなどでも同様である。
卓球では国際大会はじめ国内のメジャーな大会では7ゲームマッチ(4ゲーム先取)でおこなわれる。それ以外では5ゲームマッチ(3ゲーム先取)が多い。中国の超級リーグ(スーパーリーグ)では3ゲームマッチの変則的な対戦も組み込まれていたりする。いずれにしろ1ゲーム11点が基本になっている。
さきの世界卓球選手権蘇州大会でのこと。メインコートのフェンスの電光掲示に,「局点 Match Point」,「賽点 Game Point」と表示されていた。他方,itTV のライブ中の表示には「Game Point」,「Match Point」とあるではないか。
大会初日中には正しい表示に切り替わっていたが,卓球大国・中国での誤表示はなぜ生じたのだろうか。卓球などボールゲームに詳しくない技術スタッフが「局点」と「賽点」を取り違えたのか。評者的には謎が深まっている。
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