卓球ワールドツアーのピョンヤンオープン(チャレンジ)が終わった(7月29日〜8月2日)。ワールドツアーとして今年初めて開催された。参加選手は地元の北朝鮮,中国,シンガポール,スイス,シリア,アメリカ,ベトナムからで北朝鮮以外は1人から数人だった。男子シングルス27選手,女子シングルス21選手,U21男子シングルス10選手,U21女子シングルス12選手(すべて北朝鮮選手)の参加でこれで国際大会とは言い難い。
JTTF は早い段階でナショナルチームを派遣しないことと自主参加の募集をしないこととを決めていた。アジアからは中国が10代の若手選手を男女とも数人ずつ派遣したことが例外である。韓国はもちろんのことアジアの卓球強国からのエントリーはない。
ピョンヤンオープン開催までには ITTF あるいは北朝鮮(卓球協会)のどちらかあるいは双方が積極的だったのかはまったく不明であるが,北朝鮮が世界上位の実力を持つ卓球を武器に国威発揚と国際社会へのアピールを狙ったことは間違いないだろう。
ストリーム配信から覗き見た観客の姿からは庶民的スポーツである卓球とは場違いな綺麗すぎる服装が目についた。
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