387丹羽・吉村ペア,福原・伊藤ペア,ともに準優勝(卓球ワールドツアー・カタールオープン)

カタールオープン(ドーハ,3月23日〜27日)のダブルスの決勝が終わった。男女とも中国ペアに負け優勝はならなかった。
女子の福原・伊藤ペアは丁寧(DING Ning)・劉詩雯(LIU Shiwen)に対し,第1ゲームと第4ゲームを簡単に取ったが,第2,第3,第5ゲームの各後半に押し切られ,2-3 (11-6, 9-11, 6-11, 11-4, 7-11) と惜敗した。第2ゲームと第3ゲームは丁寧のサーブとドライブに押されていた。決定打に差はなく,中国ペアのドライブへのカウンターが課題とみた。
男子の丹羽・吉村ペアは樊振東(FAN Zhendong)・張継科(ZHANG Jike)に中盤まで競りながら後半に逃げ切られた。吉村のサーブと丹羽のチキータという特徴を生かしたペアはこれからの伸びしろが大きい。第1ゲームの2-7からの5連続ポイント,第3ゲームの2-5からの4連続ポイントと見せ場は作った。各ゲームの後半,とくに9点以降を確実に取り切れるかどうかの差が 0-3 (8-11, 9-11, 7-11) に出た。