687男女とも決勝へ(卓球・チームワールドカップ)

女子決勝が終わり,中国に 0-3 と準優勝だった。早田ひな伊藤美誠のダブルスで劉詩雯 (LIU Shiwen)・丁寧(DING Ning)から1ゲーム取るも,石川佳純が朱雨玲(ZHU Yuling),伊藤が丁寧に零封された。中国の壁は依然として高い。平野美宇は予選リーグからずっと控えに回っている。
男子決勝はこれからだ。準決勝の対韓国では最終試合で上田仁が丁祥恩(JEONG Sangen)にゲームオールの6-10の崖っぷちからジュースに追いつき16-14で劇的な勝利をおさめた。上田・丹羽孝希ペアと張本智和のシングルスで2勝と先行したが,続く丹羽が鄭栄植(JUOUNG Youngsik),張本が李尚洙(LEE Sangsu)に負け,2-2となっていた。張本は2-0と優位に立ちながら,また,2-1の後の第4ゲームに2回のマッチポイントを生かせなかった。
水谷隼抜きで香港や韓国に勝って決勝まで残ったのはチーム力が上がっていることのあらわれだ。予選リーグから丹羽・大島祐哉ペアが1勝,丹羽・上田ペアは3勝,シングルスの丹羽が1勝2敗,張本が3勝3敗,上田が3勝,大島が1勝と,ダブルスとシングルスの上田が全勝だ。
決勝の対中国でそのチーム力が試される。