387みきゃノミクス

アベノミクスはアホノミクスと蔑称され効果のほどに疑問符がつく。たいして2011年11月11日に誕生した愛媛県ゆるキャラ「みきゃん」は,2015年のグランプリで準優勝をはたし愛媛県のイメージアップに大きく寄与している。
「みきゃん」の経済効果とパブリシティ効果の試算によると,「みきゃん」関連商品の売り上げによる経済効果が約205億円(2012年度〜16年度11月末),テレビで取り上げられた時間と新聞に掲載された記事量からの広告料金推計(=パブリシティ効果)が約49億円(2011年度〜16年度11月末),合計約254億円である(いよぎん地域経済研究センター調査月報「IRC Monthly」2017年度1月号プレスリリース→http://www.iyoirc.jp/wp-content/uploads/2016/12/20161220.pdf)。
調査レポート(門川真由美)は「みきゃん活躍の軌跡」,「みきゃんの経済的貢献〜貢献額は約254億円〜」,「地域ブランド調査からの考察」,「今後の課題」を6ページにわたって分析している。「みきゃん」には若者と女性の関心度が高く,北海道・東北,関東,近畿ではまだまだ知名度が低いとのこと。
愛媛県は今年度中に「みきゃん」と「ダークみきゃん」のプロモーション戦略プランを策定する(レポートに続く中村知事インタビュー)。