542丹羽,準決勝で惜敗(卓球アジア選手権大会)

男子シングルスの丹羽考希は韓国の丁祥恩(JEONG Sangeun)に 2-3 (11-6, 11-9, 5-11, 7-11, 11-13) と逆転で惜しい一戦を落とした。ゲームオールの第5ゲームは 5-0, 10-6 からジュースに持ち込まれた。今大会の丹羽は動きがよく,狙い澄ましたカウンターを一発で決めていた。
決勝は準決勝で張継科(ZHANG Jike)に勝った樊振東(FAN Zhendong)が丁祥恩に 3-0 (11-5, 11-5, 11-8) で退け,大会2連覇を果たした。樊は団体,ダブルス,シングルスの3冠に輝いた。
女子ダブルスの佐藤瞳・橋本帆乃香ペア,伊藤美誠早田ひなペアは準決勝でともに中国ペア(朱雨玲・陳夢ペア,王曼碰・陳可ペア)に 0-3 で負け,決勝に進めなかったが3位入賞を果たした。
平野美宇の中国3選手を連破しての優勝は今大会の最大の成果だ。中国は1ヶ月半先の世界選手権には平野を徹底研究して臨むはずだ。
男子の丹羽と吉村は丁祥恩に苦杯を嘗めた。また,男女ともダブルスは上位進出を果たしたが中国の壁は女子以上に高いままだ。