朝日新聞によると(2024年2月15日),二階俊博元自民党幹事長が代表の政治団体が3年間で3,472万円を書籍代として支出し,「選挙区外の行政,議会関係者らに配布し,政策広報に努める」ためだったと説明しているという。
購入したのは17種類計27,700冊で,大中吉一監修林渓清著『ナンバー2の美学 二階俊博の本心』(ブックマン社,2020年)が5,000冊計10,450,000万円,大下英治著『政権奪取秘史 二階幹事長・菅総理と田中角栄』(さくら舎,2021年)が3,000冊計4,752,000円,同著『小池百合子の大義と共感』(MdNコーポレーション,2020年)が3,000冊計3,960,000円などである。
「出版記念会を開催し,配布する予定だったが,コロナ禍で「開催に至らなかった」」そうだ。ちなみに,前の2著は現在品切れ状態である。同日の「天声人語」で触れていたように,3,472万円は日本の図書館の4館分に相当し,小中高の学校図書館なら74校分である。
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