059森薗・三部ペア決勝進出(卓球ワールドツアー・ポーランドオープン)

ITTF卓球ワールドツアー・ポーランドオープン(メジャーシリーズ;6日〜10日)の男子ダブルスは森薗政崇・三部航平の高校生ペアが決勝に進出した。準々決勝で松平健太丹羽孝希ペアに3-0で勝った台湾の江宏傑・黄聖盛ペアに3-0で完勝した。レシーブとラリーで主導権を握って終始リードして危なげなかった。決勝は,韓国の鄭栄植・李尚洙ペアとこれから対戦する。鄭・李ペアは準々決勝で第1シードの中国の周・樊ペアに勝っている。
男子シングルスは松平健太が準決勝に進んだ。準々決勝では中国の17歳梁靖崑(Liang Jingkun)に4-3と逆転勝利だった。2-3とリードされた第6ゲームを4-8から追い上げて3-3にしたのが大きかった。松平のしゃがみ込みサーブが要所で効いていた。12ポイントをこのサーブで取った。同じ準々決勝で吉田海偉が台湾の実力者荘智淵に1-4と負けたが,ラリー戦は見応えがあった。決勝は周雨(Zhou Yu)と樊振東(Fan Zhandung)の対戦となった。若手ながら今や中国のトップクラスであり,周は荘に,樊は松平にともに4-0と圧倒した。樊はまだ16歳である。
女子シングルスは福原愛が準々決勝でルーマニアのサマラ(Samara Elizabeta)に4-3と振り切って準決勝に進むも,世界ランキング無しの中国の盛丹丹(Sheng Dandan)に2-4と敗退し決勝には進めなかった。福原は今大会の第1シードだっただけに残念な結果となった。
U21では男子の神巧也,女子の伊藤美誠が決勝でそれぞれ2-4で惜しくも準優勝に終わった。 (日本人選手の成績→http://www.jtta.or.jp/result/2013/worldtour/pol/pol2013.html
itTV (http://www.ittf.com/ittv/) ではこれから決勝戦のライブ中継がある。