294ブルガリアで日韓対決(卓球ワールドツアー・ブルガリアオープン)

ワールドツアー・ブルガリアオープン(8月19日〜23日,パナギュリシテ)は4日目を迎え4種目の決勝まで終了した。
男女のダブルス,U21の男女シングルスが終了し,男子ダブルスは趙彦来(CHO Eonrei)・金東賢(KIM Donghyun)ペア,女子ダブルスは田志希(JEON Jihee)・梁夏銀(YANG Haeun)ペア,U21男子シングルスは金東賢,U21女子シングルスはチェ・ヒョジュ(CHOI Hyojoo)といずれも韓国選手が優勝した。
日本選手はU21女子シングルスに平野美宇が出場し,決勝でチェに 2-3 (8-11, 4-11, 13-11, 11-7, 3-11) と逆転ならず準優勝にとどまった。
これから男女シングルスの準々決勝がある。日本男子は自費参加の松平健太だけだが,女子選手は多く参加している。韓国もトップクラスがこぞって参加しており,さながら日韓対決になっている。
期待した伊藤美誠は2回戦で伏兵のサウェッタブット・スターシニー(SAWETTABUT Suthasini,タイ)に 2-4 (8-11, 9-11, 6-11, 11-6, 11-7, 8-11) とよもやの敗退。相手に合わせているうちに勝機を逸してしまった。もっともサウェッタブットは強化が進んでいるタイ期待の若手選手で,馮天薇(FENG Tianwei,シンガポール)に勝ったことがある。伊藤にとっては世界ランキングをあげるべく出場した大会での痛い敗退となった。