299吉村真晴と福原愛,ともに決勝進出(卓球ワールドツアー・チェコオープン)

ワールドツアー・チェコオープン(8月26日〜30日,オロモウツ)は最終日をむかえ,男女シングルスの準決勝が終了し,日本時間の午後10時から男女ダブルスの決勝と男女シングルスの決勝がおこなわれる。
女子シングルス準決勝では第3シードの福原(WR6)がドイツのハン・イン(HAN Ying,WR12)に 4-2 (6-11, 11-9, 4-11, 11-7, 12-10, 11-8) と逆転勝ちした。強化してきたフォアのドライブはミスも多かったがハンのカットを打ち抜いた。第2ゲームの終盤の2ポイント,第4ゲームのゲームポイント,第5ゲームのゲームポイントはいずれもネットインと運も味方につけた。
決勝は韓国の田志希(JEON Jihee,WR21)と日本時間の午後11時15分から対戦する。3戦3勝と相性もいい。
男子シングルス準決勝でも第5シードの吉村(WR20)が第1シードのポルトガルフレイタス(FREITAS Marcos,WR10)に 4-3 (11-7, 5-11, 8-11, 11-7, 11-9, 3-11, 11-4) と殊勲の勝利をあげた。決勝では香港の黃鎮廷(WONG Chung Ting、WR18)と日本時間の午前0時から対戦する。中ペンの黄は以前よりも裏面バックが強くなっている。2回戦では大島祐哉に 4-2 で勝っている。吉村対黄は吉村の2戦2勝だ。
U21男子シングルスでは大島祐哉が準々決勝から先行されすべてゲームオールと苦しみながらも,ドゥダ(DUDA Benedikt,ドイツ),李佳陞(LEE Chia-Sheng,台湾),シェルベリ(KÄLLBERG Anton,スウェーデン)を降して優勝した。勝負強さはさすがだ。