484マツケン,みま,ほのか・ひとみペア優勝(卓球ワールドツアー・オーストリアオープン)

男子シングルスでは松平健太(WR41)がブラジルのカルデラノ(CALDERANO Hugo,WR31)に 4-2 (6-11, 11-5, 5-11, 11-7, 11-9, 12-10) で逆転勝ちしワールドツアー初優勝を成し遂げた。世界選手権やオリンピックの代表選手ながらジュニア世界大会の優勝以外は目立った優勝はなかっただけに嬉しい優勝だ。カルデラノ戦では最終第6ゲームの 7-10 から連続5ポイントで優勝を決めた。派手なプレーはなかったが堅実な台上処理と定評あるバックブロックでポイントを重ねた。
女子シングルでは伊藤美誠(WR11)が浜本由惟(WR36)に 4-0 (11-4, 11-4, 11-7, 11-7) と完勝し,3回目のワールドツアー優勝となった。伊藤は速さで浜本を圧倒し,高校生対決を制した。
女子ダブルスではチョッパーの橋本帆乃香/佐藤瞳ペアが早田ひな加藤美優ペアに土俵際でうっちゃっり,3-2 (8-11, 11-8, 8-11, 11-8, 16-14) で大逆転がち。最終第5ゲーム 6-10 からジュースに持ち込み 16-14 で勝った。
今大会には日本選手37選手(男子18,女子19)がエントリーしていた。オーストリアからは25選手なので参加選手は日本が最多だった。今週のスウェーデンオープンにはほぼ同じ34選手が出場する。地元スウェーデンが37選手であり,ここでも日本選手が目立つ。
ランキング上位者では男子のドイツのオフチャロフ(OVTCHAROV Dimitrij,WR6),女子ではドイツのハン・イン(HANG Yin,WR7)や石川佳純(WR5)が注目だ。中国からは八一(人民解放軍)チームの準エース格の周雨(ZHOU Yu,WR17)がエントリーしている(中国は現在スーパーリーグ開催中のためオーストリアオープン同様トップクラスのエントリーはない)。