408究極のすし職人と至高の天ぷら職人

すしの神様(小野二郎)と天ぷらの神様(早乙女哲哉)の数十年にわたる味と技をとおした交流は真剣勝負そのものだった(NHKスペシャル「和食 ふたりの神様 最後の約束」→http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170514)。
天ぷら職人は週に一度すしの神様の店で一言も発しないで究極のすし職人の握るすしを20カン食う。他方すし職人も定期的に天ぷらの神様の店でこれまた一言も発しないで至高の天ぷら職人の揚げる天ぷらを食う。無言の対決はお互いをライバルとして認めたうえでのさらなる高みを目指す修業のようだった。
すしも天ぷらも素材の仕入れから始まり仕込み,そしてにぎりと揚げの出来上がりまで一連の流れがあってのものだねだ。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」の小野(http://www.nhk.or.jp/professional/2008/0108/index.html)と早乙女(http://www.nhk.or.jp/professional/2012/0611/)を観ていればふたりのすごさがよくわかる。