433世界卓球2011ロッテルダム最終日(男子シングルス決勝)

さきほど終了し,中国の張継科(Zhang Ji Ke:ランキング3位)が同じく中国の前チャンピオン王皓(Wang Hao:ランキング1位)を 4-2 で下し初の世界チャンピオンになった(12-10, 11-7, 6-11, 9-11, 11-5, 14-12)。張は準決勝でドイツのボル(Timo Boll:ランキング2位)を第1ゲームを落としたものの前陣速攻で終始ボルを圧倒して 4-1 で勝っていた(7-11, 11-5, 11-3, 11-3, 11-9)。
敗れた王は準々決勝で日本の水谷隼(ランキング7位)を 4-0 と圧倒し,準決勝では同じ中国の馬龍(Ma Long:ランキング5位)に 4-2 だった。
男子シングルスのベスト8は水谷とボル以外は中国6人,ベスト4はボル以外は中国3人と圧倒的な層の厚さだ。水谷が中国勢に勝つためには,先手を取って相手を振る戦い方が必要であり,ボルと張のように前陣でのしのぎが有効だろう。王との準々決勝ではサービスの時にはレシーブで強打され,レシーブの時には3球目を狙い撃ちされていた。
ロッテルダムとは時差が丁度7時間。世界卓球連盟(ITTF)の itTV での LIVE 中継は見応えがあった(→http://www.ittf.com/itTV/)。世界トップのスピード感は画面からでも十分伝わってくる。見逃した試合はアーカイブ(Video on Demand)で堪能させてもらった。