184今年も「空」が「農」に勝つ

卓球の日本選手権女子シングルス決勝は2年連続で福原愛石川佳純の対戦となった。福原が4-2で石川を降して2年連続でチャンピオンになった(6-11, 11-7, 4-11, 11-9, 11-8, 11-3)。
1-2と劣勢の4ゲーム目の終盤,9-9からのレシーブで競り勝ったのが大きかった。福原はバックだけでなく強くフォアハンドを振っていたのが印象的だった。右(福原)と左(石川)の対戦ということもあるが,石川は攻守ともバックに頼ることが多く,攻めのフォアが不発だった。チキータによるレシーブの強化によって切れ味が鋭くなった石川の今後も楽しみだ。