569卓球男子団体,準決勝進出ならず

香港との準々決勝は,2−3で敗退した。団体ランキング第3位に躍進して,決勝まで中国と当たらない組み合わせに恵まれたが,その前に足元をすくわれた形になった。
岸川はシングルスで準々決勝に進んだときのような溌剌さがなかった。相手の Tong Peng(唐鵬)の出来もよかった。唐は思い切りがよかった。ここで唐に調子を出させたツケが最後にくる。
岸川・丹羽ペアは岸川の不調がそのまま出ていた。1-2で迎えた第4ゲームに,3-7から連続ポイントして10-8からのゲームポイントを取れなかった。第1セットを取ったあと第2セットを12-14で落としたのも痛かった。
水谷は第1と第4のシングルスを競りながらもいずれも3-1で勝ったのはさすが。最終シングルスの丹羽対唐。第1セットを丹羽が11-7で取った。このままいけるかと思いきや,吹っ切れた唐の怒濤の攻めに丹羽は終始受け身だった。
メダルを期待された卓球男子のシングルスと団体は残念な結果となった。水谷も岸川もまだ20代前半だし,丹羽は高校生だ。もっと強くなれるはずだ。