140新居浜・「宗家 萩の茶屋」で蕎麦を食す

新居浜に行く機会があり,「萩の茶屋」(→http://ggyao.usen.com/0004048331/)にて,行列ができるという昼時を外して遅めの昼食をとる。
この店は,そば粉,器,素材だけでなく,庭園やトイレにも気配りをしたイチオシの蕎麦屋さんである。おでん,うどんや丼物もある。
天ぷら盛りそば(大)を注文する。その間に天然わさびを自分でおろす。香りと味を確かめる。
天ぷらはやや衣が厚い。身が引き締まったエビで,食べ応えがある。そばは細く仕立て,よくある粉々感がなく,すっと喉を通りすぎていく。お腹への落ち着き感はこれまたいい。大を意識することなくあっという間に平らげてしまった。そば湯を大きめの器で持ってきてくれるのもうれしい。もちろんそば湯も飲み干す。
店内に灰皿が置いてあり,別のお客さんが平気で喫煙している。折角の味と香りが台無しだ。喫煙者ほど他人の煙に不寛容である(評者は喫煙者である)。この意味はここの蕎麦を食せば分かるはずだ。