166男女のダブルス優勝(卓球ワールドツアー・チェコオープン)

チェコオロモウツで開かれていた ITTF ワールドツアー・チェコオープン(メジャー)(8月27日〜31日)で男女のダブルスで優勝した。
男子ダブルスでは森薗政崇・大島祐哉ペアが上田仁・吉村真晴ペアに3-2で勝ち,女子ダブルスでは福原愛・若宮三紗子ペアがドイツの Shan Xiaona・Solja Petrissa ペアに3-1で圧勝し,優勝した。男子ダブルスでは準決勝で上田・吉村ペアは3-2で松平健太丹羽孝希の実績あるペアに勝っていた。
男子シングルスでは丹羽が準決勝で優勝したポルトガルの Freitas Marcos に3-0から逆転負けし惜しくも3位に終わった。世界選手権団体東京大会では2回勝っていただけに悔やまれる敗退だ。女子シングルスでは福原が決勝でルーマニアの Samara Elizabeta に,ゲームオールの10-12で優勝に届かず,単複二冠はならなかった。最終ゲーム7-10から挽回するも及ばなかった。石川佳純は Samara に準決勝で負け3位にとどまった。
U21では吉村真晴が準優勝,吉田雅己と佐藤瞳が3位だった。
ナイジェリアの Aruna Quadri はシード選手に勝ち準々決勝まで進んだ。準優勝の Baum Patrick に技術であしらわれた感があるが,パワー溢れるフォアドライブは見事だった。U21で優勝したフランスのGauzy Simon は吉村,吉田に,一般でも松平健太と張一博にも勝ち森薗には1-4で負けたものの日本キラーぶりを発揮した。
女子のU21で優勝した Solja Petrissa は東京の団体世界選手権で頭角を現した選手で,女子ダブルスでも決勝に進んだ。
女子ダブルスの中学生の平野美宇伊藤美誠は今大会の第1シードである。ワールドツアーで2週連続で優勝していた。1回戦で中国の帰化選手 Li Jiao・Li Jie ペアにまったく歯が立たなかった。チョッパー対策が十分ではなかったようだ。